元公務員が辞めた理由と年収変化・失敗しない選択法・公務員から転職し良かったこと

僕は8年公務員を経験し、今後を考えた上で民間への転職を決意し行動に移したぽぴぃです。

みなさん不思議ではないですか?なぜ世間体の多い公務員を辞める人間がいるのでしょうか。

それは、公務員を務めていた人間でしかわからわからない内容となっています。

今回は僕がなぜ公務員を辞めたのか。年収はどうなのか。どうすれば失敗しないのかに焦点を当て解説していきます。

気になるなぁ
目次

近年の公務員から民間へ転職する理由とユーザーが抱える悩み

近年、公務員(特に国家公務員)における離職率は上昇傾向にあり、離職意向も以前に比べて高まっています。

簡単に近年のデータを並べてみました。

 離職率・離職意向の最新状況

 国家公務員(一般職行政職)の離職率(自己都合ベース)

・2020年(令和2年度):全体 1.64%、20代 2.24%

・2021年(令和3年度):全体 1.81%、20代 2.65%

・2022年(令和4年度):全体 2.03%、20代 2.84%

これにより、ここ数年間で緩やかに上昇し、若手の離職率がより顕著になっています。

引用元 公務員キャリアNOW

https://koumuin-career.jp/rishoku-data/

若手(採用から10年以内)の離職実態

2014年度採用では、約 23.2% が10年以内に退職(約3倍に上昇)

2023年度には、10年未満の離職者数が203人となり過去最多を更新

引用元エデンレッドジャパン

https://edenred.jp/article/hr-recruiting/268/

職員の意識調査(離職意向)

2025年6月時点の内閣人事局調査では:

・「数年以内に辞めたい」と回答した職員は 9.5%

・「定年前に機会があれば辞めたい」は 25.1%

・「定年まで勤めたい」はわずか 51.9% にとどまり、以前より減少傾向

引用元毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240803/k00/00m/040/233000c

ぽぴぃ
これらのデータを考えてみると決して公務員は離職率が高い企業ではないのですね。しかし近年で増えているのは現実です。僕も元公務員だったので理解できますが辞めれるなら辞めたい。辞めてもやることがないと考えている人が多数だと思います。

公務員ならではの不満やストレスとは?

● 長時間労働と働き方への不満

霞が関などでは「ブラック霞が関」と呼ばれる働き方が指摘され、ワークライフバランスや精神的・身体的負担に耐えられず退職を選ぶ人が増えています 。

● 給与やキャリア成長への不満

民間との給与差、キャリアアップの遅れ、若手の成長機会不足が離職意向の主因となっており、制度改革が求められています 。

● 組織構造の変化

年功序列やポスト争い、異動・配置の曖昧さなどにより、若手自身の意思・能力が評価されにくい状況が続いています。

ぽぴぃ
とにかく拘束時間が長かったですね。その割に見合った給料ではありませんでした。組織のために考えた内容であってもたった1人の上司の意見で全てダメになるなんてことばっかりでした。つまり最終的にはいくら頑張っても意味がない。なんて気持ちにさせられるような毎日でしたね。

こちらは僕が民間への転職を攻略するためにまとめたものです。

公務員から民間へ転職|後悔しないための成功戦略7選

 

公務員から転職して良かったこと・年収と待遇の現実

1. 年収・生涯収入の比較 💰

地方公務員(一般行政職)の平均年収は約 635万円。22歳〜60歳で働くと、退職金を含めた生涯年収は約2.63億円とされます

民間企業の平均的な年収は約 523万円、生涯年収は約2.18億円。これに対し、公務員のほうが約4,600万円程度上回る試算です


引用元ファイナンシャルフィールド
https://financial-field.com/household/entry-319246

ぽぴぃ
これはあくまでも平均を示しています。僕はとにかく退職前にたくさんのことを調べました。実際には公務員から民間の転職は給料が下がるケースが多いです。なので自分のスキルを活かせる福利厚生および待遇の良い場所を見つけ徹底的に情報を集めるべきです。そして良い場所に転職できるには何が必要かなどを追跡してみてください。入ってみたら思ってたのと違ったなんてことはよくあります。

福利厚生や残業代等、働き方・生活の違い

公務員はどこも基本福利厚生に関する考え方は良いとされていますが正直僕はあまり良いとは思いませんでした。

・有給休暇は上司次第。→消化したことは一回もない。

・サービス残業は当たり前。

・嫌な仕事はほとんど上司から押し付けられる。つまりサービス残業が多いです。

まとめ

世の中にはたくさんの情報が出回っています。どれが自分に合っていてどれが正なのかは判断が難しいと思います。

判断するに大切なことはまず自分のことをよく知ることです。何に不満を抱き何をしたいかがわかれば転職先の良さも理解できるはずです。

とにかく情報を調べることが大切だと感じています。

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