こんにちわ。ぽぴぃです。
現在長男、長女二人のパパをやってます。
実は、長女の成長についてですが、現在1歳4か月なのにハイハイを全くしません。
長女の行動手段はお座りをしたまま前に進むです。生後6か月頃からどうにか出来るようにと試行錯誤し多々試しているのですが、全く効果なし。
このような状況下でたくさんのことを検診時の医者、また、本を読み情報を集めました。
結論、長女はシャフリングベビーでした。歩くのは2歳ころだと医者にも言われています。
下記に記している内容をたくさん試してみましたが、やはり長女の好き嫌いがあるので気持ちを促すのはかなり難しかったです。(笑)
では、前ぶりはこの程度にしましょう。シャフリングベビーって何?歩き始めるのっていつごろ?いろいろ気になりますよね。少し具体的に見ていきましょう。
ぜひ参考にしてください。
ハイハイとはなんのこと?
ハイハイは、赤ちゃんの腰がすわり一人で歩き出すまでの間に、移動手段の一つとしてあらわれるものです。四つ這いの姿勢で重心をコントロールし、両手脚を連動して動かします。
まずは下の図で赤ちゃんの移動手段がどのように変化していくかをご覧下さい。
1.寝返り(生後4~5か月未満の乳児の 90%以上が可能)
寝返りはうつぶせの時期と重なるよう下半身の動きが活発になり、ふとしたきっかけで腰と脚の動きが連動すると、赤ちゃんは寝返りをします。横方向のみではありますが、赤ちゃんにとっては初めて自力で移動する体験です。
2.ずりばい(生後6~7か月未満の乳児の 90%以上が可能)
お腹をつけたまま腕や脚の力で前後左右に動けるようになった状態が「ずりばい」です。ずりばいができるということは、自由に方向転換ができるようになったことを意味します。活動範囲の広がりに合わせて、危険物を片づけるなどの安全対策をしておきましょう。この「ずりばい」のステップを とばす赤ちゃんもいます。
3.お座り(生後9~10 か月未満の乳児の 90%以上が可能)
お座りは移動を伴う動作ではありませんが、ハイハイには欠かせないステップです。最初のうちは背中が丸まっていたり手で上半身を支えたりしますが、次第に支えなしで座れるようになります。この段階から手で上半身を支える動作を徐々に覚え、腰でバランスをとる感覚をつかんでいきます。支えなくても安定してお座りの姿勢をとれるようになって初めて、腰と下半身を使った移動が可能になるのです。
4.ハイハイ(生後 11~12 か月未満の乳児の 90%以上が可能)
両手で上半身を支え、ひざ立ちで腰とお尻を持ち上げられるようになったら、手脚でバランスをとり、重心を移動する練習が始まります。四つ這いの姿勢で体を前後にゆらす動きが続いたらハイハイが始まる日も近いでしょう。四つ這いの姿勢で重心をコントロールでき、両手脚を連動して動かせるようになると、いわゆるハイハイの完成です。ハイハイしはじめは動きもぎこちなく、方向転換も移動もおぼつかないでしょうが、上達するのに時間はかかるものです。温かく見守ってあげましょう。
5.歩く(生後1年3~4か月未満の幼児の 90%以上が可能)
ハイハイが始まったあと、赤ちゃんはヒザ立ちから足の裏で体重を支える動作を覚え、歩き方を体得していきます。つかまり立ち、つたい歩き、一人立ち、一人歩きなど、順番や過程には個人差があります。足の裏でバランスをとる経験を積む過程では、足の裏と手の平をついた姿勢の「高這い」というハイハイをする赤ちゃんもいます。立ち始めは、足の裏でバランスをとることが上手にできないうちは転びやすいので、後頭部を強く打たないように見守ってあげてください。
ハイハイはいつから始まる?
9~10か月頃にはハイハイができるころです。ですが、みなさんもご存じの通り発達にはかなり個人差があり、はやい、おそいがあっても障害がなければいいと思い気にしない方々もいます。長女は今のところ異常はなさそうですが、性格がはっきりしていて気に入らないことは嫌がってやりません。
まず、ここで大切なことは理解です。
乳幼児の発達は十人十色で個人差がとても大きいものです。わが子がハイハイしないと心配になるかもしれませんが、神経発達の時期や動きたいという意思は、赤ちゃん自身の個性にあわせたタイミングで訪れるものなのです。周産期から現在までにその赤ちゃんにどんな特徴があったか理解することも、ハイハイに至るまでの見通しをつけるのに役立ちます。
このような情報は、専門家に相談をする際にも必要とされます。赤ちゃんの成育歴や発達状況、暮らしぶりについての情報があればあるほど、ハイハイ「しない」という現状にどのような理由、問題があるのかを見極める際に役に立ちます。
ハイハイは大事って言われるけど期間は長いほうがいい?ハイハイしないと発達への影響はある?
ハイハイの期間は長いほうが体幹が鍛えられてよいという説もありますが、はっきりとした研究データはありません。ちなみに長男は1歳6か月頃までずりばいとはいはいをしていました。(笑)
ハイハイは、必ずしなければならない発達のステップではありませんが、筋肉や骨格の発達を促すといわれています。それぞれを以下にて解説します。
・筋肉の発達
全身の筋肉を使った動きにより、手足の筋肉や体幹、握力などが鍛えられます。また、体の2ヶ所以上のパーツを連動して動かす「協応動作」の練習にもなり、一人歩きに移行した以後にもスムーズな動作を可能にするための運動神経が磨かれます。手足への刺激が多いほど、握力は鍛えられ、物をつまんだり、足のふんばりでバランスをとることが上達していきます。
・骨格の発達
ハイハイによる全身運動をくり返すことで、肩甲帯、骨盤などが安定していくという調査結果があります。自分の体重を支える体勢が骨や関節への負荷となり、骨格の発達を促していると考えられています。
その理由と対処法は?
上記で紹介したように、いわゆるハイハイは「腰すわり」という段階経てできるようになる動作です。しかし、お座りはできるのにハイハイしない、という赤ちゃんには、どんな理由があるのでしょうか?
以下では、考えられる理由をいくつか挙げています。赤ちゃんの様子をよく観察し、心配な場合は専門機関に相談することも検討しましょう。
1 腰すわりがまだ安定していない
2 筋力の不足
体を両手脚で支える筋肉のほかに、腹筋、背筋、腰やお尻の筋肉がじゅうぶんに発達していないうちは、ハイハイの姿勢を維持できません。筋力に対して体重が重い場合もあります。筋力は日々の暮らしの中で徐々についていくものです。寝かせた赤ちゃんの手や足に手を添え軽く押す、うつぶせのときに音のするオモチャを高めの位置で鳴らし赤ちゃんの気をひくなど、各部位の筋肉に適度な負荷が加わるようなあやし方を工夫してみるのもよいでしょう。
筋力が弱い赤ちゃんの一部には、疾患が関係している場合もあります。脳性麻痺(まひ)、自閉スペクトラム症や、筋ジストロフィー、先天性ミオパチーなどの疾患を持っている可能性もあります。しかし、赤ちゃんがハイハイをしないという点だけで障害や疾患があるという判断はできませんが、明らかにおかしい場合又は心配な場合は自己判断をせず、専門機関に相談しましょう。
ここまで来れば相談したほうがいいと思います。
3 移動することへの意欲が低い
神経や筋力が十分に発達していても移動する意欲がないのかもしれません。体を動かしたい、気になるものがある、誰かのそばに行きたいといった気持ちが薄いうちは、自力で移動しようとは思わないものです。好奇心や探究心は心の成長に伴いある程度は自然に現れるものですが、心地よく五感が刺激される働きかけが多いほど意欲は旺盛になります。
ボールなどの不規則に動くオモチャを与えたり、呼びかけに反応し近づいてきたらほめてあげる、といった関わりを増やしていくことで、移動したいという意欲につながるかもしれません。
4 ほかの移動方法で満足している
5 環境が整っていない
ハイハイしやすい環境とは、安全に動き回れる平らなスペースが十分にあることが重要です。障害物を片づけたり、適度な明るさと温度であること、見てみたい、触ってみたいという意欲を引き出すかもしれません。
ハイハイしないまま立ってしまっても大丈夫?
ハイハイをしないまま一人歩きに移行することに問題はありません。乳児期後半に腰すわりを経て一人歩きへと進んだのであれば、その赤ちゃんにとってはハイハイよりも歩くという動作が適していたということなのでしょう。
乳児期後半になってもハイハイをしない赤ちゃんの中で、座ったままの姿勢でお尻をズリズリとすりながら移動する赤ちゃんがいます。僕は長女がこうなるまでこのことは全く知りませんでした。まさに長女はこれでした。
「シャフリング」といわれる移動手段です。シャフリングベビーには座った姿勢で移動をしたがる以外にも、以下のような特徴があるそうです。
1. 首すわりから腰すわりまでの神経発達は定型的
2. 寝返りを始める時期が遅い、もしくは寝返りをしない
3. うつぶせの姿勢を嫌う
4. 足を床につけるのを嫌がる(足の裏を触られるのを嫌がる)
5. 脇を支えて持ちあげても脚は伸ばさず、お座り姿勢のまま
6. 一般的なハイハイはしない
シャフリングは腰がすわってからつたい歩きを習得するまでの期間に発生します。シャフリングをしている期間は1~5ヶ月強と赤ちゃんごとに幅があり、短期間のシャフリングのあとハイハイに移行する赤ちゃんと、数ヶ月間のシャフリング後につかまり立ち、つたい歩きに移行する赤ちゃんがいるそうです。
ほとんどのシャフリングベビーは、遅くとも2歳までに歩き始め、その後の発達は定型発達児と変わりなく成長していくのは前述の通りです。シャフリングベビーの中には、ごくまれに発達障害や神経系の疾患がシャフリングの原因となっているケースがあります。定型発達のバリエーションとしてシャフリングする赤ちゃんと、障害や疾患を由来としてシャフリングをしている赤ちゃんを見分けるには、まず以下の4点にあてはまるかを観察する必要があります。
1.ミルクの飲みが悪い
2.泣き方が弱い
3.首のすわりが悪く抱っこするとぐらぐらする
4.手指の発達が遅い
これら4つの特徴は「低緊張」と呼ばれる状態の赤ちゃんに見られるものですが、低緊張のためシャフリングをしていると推測される赤ちゃんでも、ただちに疾患や障害があるという診断はできません。なぜなら低緊張の状態は、時間の経過や日々の運動遊びでも改善できることがあり、一過性の場合もあるからです。低緊張と見られる状態でシャフリングをする赤ちゃんは、さらに以下の3点についても注意しながら見ていきます。
・言葉の理解が遅い
・手指の発達が遅い
・表情の発達が乏しい
この中の1つ以上思い当たることがあれば、脳性麻痺(まひ)、自閉スペクトラム症などの発達障害や疾患に由来するシャフリングである可能性があります。この場合はまず冷静に専門家に相談し、診断や支援を求めることをおすすめします。受診のきっかけがつかめない場合は、予防接種や乳幼児健診の機会を利用して、まずは小児科医に相談してみてはいかがでしょうか。
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