公務員を辞めて民間へ。独立、副業するという選択肢『自分の今と未来』

私は元8年の公務員経験があるぽぴぃです。

私は公務員から民間へ転職しています。

公務員にお勤めのみなさん毎日お仕事ご苦労様です。世のため人のために体を駆使し働いていませんか?プライベートの時間は確保できていますか?

今回は公務員で生涯を終えるのではなくまた違う道に挑戦し、新たな自分、新たな環境に少しでも興味のある方に僕の経験をお伝えしていこうかなと考えています。

少々長い内容になっていますが濃い内容となっていますのでお付き合いください。

目次

公務員から民間へ転職・独立を考える理由とは?

公務員を辞めたい…」そんな気持ちになっていませんか?

かつての僕もそうでした。でも実際に辞めてから気づいたんです。

“公務員の良さ”は、辞めて初めて見えることもあるということに。

この記事では、公務員として働いていた僕の実体験を交えながら、

あらためて「仕事内容」や「魅力」をわかりやすく整理していきます。

公務員の仕事内容や魅力を再確認

公務員の主な仕事内容とは?

『行政職(市役所・県庁など)の仕事』
・住民票や福祉支援、税務などの窓口・事務業務
・地域のイベント企画や広報、まちづくり関連の仕事
・地方行政に関わる施策づくり(法改正対応や制度設計)

『現業系職種(警察・消防・自衛隊など)』

・消防士:災害対応・救急出動・火災予防指導など
・警察官:地域のパトロール・事件捜査・交通整理など
・自衛隊:防衛任務・災害派遣・国際協力活動など

ぽぴぃ
僕自身、消防職員だったので、現場のリアルな大変さとやりがいはよくわかります。

『国家公務員の仕事』

・法律づくりや制度の運用
・国の予算や外交、国際関連の業務
・国の機関(税務署・法務局など)での実務

【公務員の魅力を再確認しよう】

社会貢献性が高い

日々の仕事が地域や国のために役立っているという実感は、公務員ならではのやりがいです。

目立たない仕事でも、「誰かの安心につながっている」と感じる場面が多いですよね。

福利厚生・安定性が抜群

  • 住宅手当や通勤手当
  • 有給休暇や育児・介護休暇
  • 定年まで安定した雇用と収入
ぽぴぃ
とは言われていますが実際は有給はあまり使えなかったですね。収入はほぼ毎年安定して上がっていきます。残業代は微妙でしたけど。笑

民間に転職して感じたのは、安定の価値は思っていたより大きかったということです。

年齢や性別に左右されにくい昇進制度

年功序列の側面もありますが、逆に言えば年齢に関係なく安定して評価される環境です。

性別や出産などでキャリアが途切れても、戻りやすいのも強み。

 

ぽぴぃ

幅広い経験が積め、数年ごとに異動があるため、福祉、税務、教育、防災など、多様な業務を経験できることも公務員の魅力です。

【僕が辞めて気づいた「公務員の価値」】

辞めて初めて気づいたこと、それは「公務員って、思ってた以上に守られていたんだな」という点です。

  • 体調を崩したときの保障
  • ミスしても組織が守ってくれる安心感
  • 休みの取りやすさ

民間は完全に実力社会。

転職後は、自分の評価がすべて数字で返ってくる世界に身を置いて、

公務員の“組織の中で安心して働ける価値”を再確認しました。公務員は不祥事さえ起こさなければ立場は上がりますからね。

現状の年収や働き方に対する悩みと課題

公務員として働く中で、多くの人が感じやすいのが「このままでいいのか?」という不安です。

特に年収や働き方に対する悩みは、年数を重ねるほどリアルになってきます。

年収に対する不満
・毎年少しずつは昇給するが、民間と比べて急激な年収アップは見込めない
・副業は原則禁止されており、収入の選択肢が少ない
・同世代の友人が民間で昇進・転職し、年収100万単位で差が開くことも

ぽぴぃ
僕自身も、消防時代は手当込みでそこそこ安定していましたが、「もっと努力を正当に評価されたい」「家族をもっと豊かにさせたい」という思いがずっと心にありました。

働き方へのモヤモヤ
・異動によって希望していない部署に配属されるリスク
・ルールや慣習に従う仕事が多く、自由度が低い
・上司や住民との板挟みになり、精神的に消耗することも

たとえ安定していても、

「自分の人生を自分で選んでいない気がする」

そんな感覚に悩まされている人は少なくありません。

誰にも相談できず、悩みを抱え込んでしまう。僕もそんな感情に陥っていました。何が正しいかもわからなくなっていました。

民間企業や副業・独立を選ぶ背景と動機

年々、公務員から民間企業への転職や、独立・副業を目指す人が増えています。

その背景には、**「将来への漠然とした不安」や「もっと自分の可能性を広げたい」**という想いがあることが多いです。

1. 安定よりも「自由」や「挑戦」を求める声

  • 公務員はルールや前例に従う仕事が多く、やりがいや成長を感じにくい
  • 何年働いても仕事内容や評価のされ方が大きく変わらず、変化のない日常に違和感を感じる
  • 民間やフリーランスの友人が活き活きと働いているのを見て、自分も「一度きりの人生をもっと自由に生きたい」と思うように

2. 家庭やライフスタイルの変化に合わせたい

  • 結婚・出産などを機に「もっと柔軟な働き方をしたい」と考える人も多い
  • 子育てとの両立や、介護など将来的な事情を考えて、在宅勤務やフレックスタイム制などを希望するも、公務員制度では限界がある
  • 通勤・拘束時間・突発業務などが生活を圧迫しており、心身のバランスを崩す前に環境を変えたい

3. 副業や発信で収入の柱を増やしたい

  • 公務員は原則副業禁止のため、「本業一本でしか収入を得られない」という制限がある
  • 近年はYouTube・ブログ・SNS発信など、個人で稼ぐ手段が増えており、本業だけに頼る働き方に限界を感じる人も
  • 老後資金や物価高への不安から、「今のうちに稼ぐ力をつけたい」と考えるように

このような「収入・働き方・人生の充実度」に対する課題や理想が、

公務員という安定した環境から一歩踏み出すきっかけになっているのです。

公務員からの転職・独立・副業、その実態と成功のコツ

なぜ公務員から民間企業・独立・副業を目指すのか

一見すると、安定していて福利厚生も整っている公務員。

それでも、あえて安定を手放し、民間企業や独立の道に進む人は少なくありません。

実際に僕自身もその一人でした。

その背景には、以下のような理由が考えられます。

1.「やりがい」や「達成感」が感じにくいから

公務員の仕事はルールが多く、前例に従って動く場面が多いです。

自分のアイデアや努力が直接評価されたり、給与に反映されることはほとんどありません。

僕自身も、「何年働いても給料も仕事内容もほとんど変わらないな」と感じるようになり、

「このまま定年まで…?」と不安になったのを今でも覚えています。

2. キャリアの限界が見えたから

公務員は、部署異動こそあれど、同じルーティン業務の繰り返しになりやすいです。

スキルアップや専門性の向上も感じにくく、**「自分はこのまま成長できるのか?」**という焦りを感じる人も多いでしょう。

特に30代に入り、周りの民間の友人が昇進やキャリアアップしていく姿を見て、

自分の将来に危機感を抱くようになりました。

3. 働き方や収入に「自由」がないから

副業禁止、働く時間・場所が決まっている、異動も拒否できないなど、

公務員は個人の裁量が少ない働き方です。

「もっと自由な働き方をしたい」と思った時、公務員という職種が大きな足かせになることがあります。

実際僕もブログを始めて収益が少し出た時、「これ副業になっちゃうのかな」とビクビクしてました。

自由に発信したいのに制限される感覚が強かったですね。

4. 将来の不安と収入源のリスク分散

年金問題、物価高、終身雇用の崩壊…「安定」と言われていた公務員も、100%安心とは言えなくなってきています。

その中で、副業や独立を考える人が増えるのは自然な流れかもしれません。

「万が一、病気で働けなくなったら?」「子どもが3人いて教育費も…」と考えると、

今のうちに別の収入の柱を作っておこうと考えるようになりました。

ぽぴぃ

公務員を辞める理由は人それぞれですが、**「現状に不満がある」というよりも、「もっと自分の力で人生を切り拓きたい」**という前向きな想いからの決断であることが多いです。

僕もその決断をした一人として、同じように悩んでいる人に「選択肢はある」と伝えたいと思っています。

転職・独立に有利な公務員のスキルと業務経験

「公務員の経験って、民間で通用するの?」と不安になる人は多いですが、

実は公務員の仕事で身につくスキルは、転職や独立に役立つものがたくさんあります。

むしろ「地味だけど堅実」「信頼されやすい」と評価されることも少なくありません。

1. 調整力とコミュニケーション力

住民対応や他部署との連携、議員対応など、公務員は**“間に立って調整する力”**が求められます。

このスキルは、営業・人事・広報・企画など、どんな業界でも重宝されます。

僕自身、自治体の担当者として業者とのやり取りを何度も経験したおかげで、

今の民間企業でも交渉や調整の場で強みを発揮できています。

2. 文章作成力・事務処理能力

報告書や議事録、公文書などを毎日のように作成していた経験から、

**「正確でわかりやすい文書をまとめる力」**が自然と身につきます。

これは事務職・広報・営業資料作成・Webライティングでも役立ちます。

ブログを始めた時に、見出し構成や要点整理がスムーズにできたのは公務員時代のおかげでした。

3. 誠実さ・責任感・正確性

税金を扱う、住民の命や生活に関わる、公文書を残す…。

公務員の仕事はミスが許されず、**「責任感」と「誠実な対応」**が身につきます。

これらはどんな業界でも信頼のベースになり、「元公務員だから信頼できる」と評価されやすいです。

4. 課題解決力・業務改善スキル

限られた予算・人員で事業を進めるには、工夫や改善が不可欠。

その経験から、「どうすればうまく回るか?」という視点を自然と持つ力が鍛えられます。

現職でも「仕組みを作るのが得意ですね」と言われることが多く、

前職の経験が活きていると実感します。

ぽぴぃ
「自分には特別なスキルがない」と思ってしまいがちな公務員経験ですが、“特別”ではなく“信頼される基本力”を持っていることが最大の強みです。実際に転職・独立の場面でも、「元公務員」という肩書きは信頼と真面目さの象徴としてプラスに働くことが多いです。自分の経験を正しく整理してアピールできれば、次のキャリアでもきっと力を発揮できます。

公務員からの一歩を踏み出すために考えたいポイント【まとめ】

公務員を辞めて民間企業や副業・起業に挑戦するのは、大きな決断です。失敗を防ぎ、自分らしい人生を切り開くためにも、まずは自分の気持ちに正直になることです。僕の旧同僚も皆同じです。よくないことがわかっていても行動することがなかなかできません。

道を切り開ける重要なポイントはまず踏み出すことです。

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